4.各設定で出来ること:初期導入(インバウンド編)

本記事の目次
各設定の概要
各設定で出来ること(詳細)

 

各設定の概要

必要に応じて、各設定を行います。

インバウンド設定項目 関連図

◆注意

「外線番号」⇒「自動音声(IVR)」⇒「作業グループ(ACD)」⇒「内線番号」の順に着信呼をオペレーターに流します。着信の順番を前後することは原則できません。

※「自動音声(IVR)」及び「作業グループ(ACD)」を利用しないことは可能です。

 

各設定で出来ること(詳細)

以下表をご確認の上、①~⑧で取り入れたい設定をメモしておいてください。

項目名内の【変更】【新規】は、初期導入マニュアルで設定した内容を変更するか、新規作成が必要かを表しています。

設定要否 設定項目名 設定で出来ること

必要に応じて設定

【変更】    オペレータースキル設定

【オペレーターの着信優先度の設定】

例:メールを主に対応するオペレーターは、他のオペレーターが空いていない時だけ電話をとる。

必ず設定

【変更】    外線番号設定

該当の外線番号の着信が来た場合に、どこに着信呼を配信するか決定する。

必要に応じて設定

【新規作成】  自動音声(IVR)設定

メインIVR

①【オペレーターに繋がる前のアナウンス再生】

例:間違い電話が多いので以下のアナウンスを入れ、オペレーターに繋がる前に顧客に気づいてもらうようにする。

「こちらは株式会社●●です。ただいま呼び出しておりますのでそのままお待ちください。」

②【日/時/曜日による、着信呼の振り分け】

例:業務時間を平日10時~18時とし、業務時間外にかかってきた電話はアナウンスを再生し切断したい。

【新規作成】  自動音声(IVR)設定

サブIVR

③【自動音声応答システム(IVR)】

※別途、メインIVRの設定が必要です。

例:問合せ内容が多岐にわたる場合、以下IVRを入れ担当部署に着信呼を振り分けられるようにする。

「新規のお問合せは1を、契約中のサービスのお問合せは2を、その他のお問合せは3を押してください。」

必要に応じて設定

【変更】    作業グループ(ACD)設定

④【オペレーターへの着信呼の振り分け方法】

例:着信優先度が同一のオペレーターが複数人いた場合、待ち時間の長いオペレーターから着信する。

⑤【オペレーター向けガイダンス(ウィスパー)】

例:オペレーターが複数の問合せ窓口を兼任するため、着信時に以下のようなガイダンスをオペレーターに流したい。

「新規の問合せの電話です。」

⑥【待ち呼の設定】

例:オペレーターが全員対応中の場合でも、かかってきた電話は全て待ち呼とし、待ち呼中の顧客には以下ガイダンスを流す設定を行う。

「ただいま混みあっております。お待ちいただくか、しばらくたってからおかけ直しください。」

⑦【溢れ呼の設定】

例:オペレーターが全員対応中で、30秒経過後も空きオペレーターが出ない場合は、別の電話番号に転送をする。

必要に応じて設定

【変更】    内線番号設定の留守電自動応答

⑧【自動音声(IVR)からオペレーターに流さず、留守番電話で応答する場合】

※別途、自動音声(IVR)の設定が必要です。

例:業務時間外は留守番電話に転送する。

◆ポイント

「5.コールフロー作成」でコールフローを作成後、取り入れたい設定のページに進み、設定を行ってください。