5.自動発信設定:初期導入(アウトバウンド編)

本記事の目次
BlueBean自動発信の仕組み 自動発信設定方法 予測モードと予測発信設定 無応答リトライ設定 応答後リトライ設定 発信優先順位

プレディクティブ発信(PD発信/自動発信)を行う場合に必要な設定です。

 

BlueBean自動発信の仕組み

顧客情報をBlueBeanにインポートし、顧客リストを作成します。

顧客情報インポート直後は、全ての顧客のステータスは「発信待ち」となります。

その後、発信が開始されると設定により「自動再架電」や「作業保存済」のステータスに変更され、全ての顧客が「作業保存済」に変更されれば、リストが完了したことになります。

※顧客情報のインポート方法及びリスト作成方法は、マニュアル「顧客情報管理編」をご確認ください。

 

<例>

自動発信 仕組み

 

自動発信設定方法

1)管理画面より、業務管理>業務設定>業務設定(一覧)に入ります。

編集したい業務にカーソルを合わせると、行が反転するのでそのままクリックします。

自動発信設定 1

 

2)業務照会から、「自動発信設定」を選択します。

自動発信設定 2

 

3)自動発信設定画面が表示されます。表を参考に項目を設定します。

自動発信設定 3

業務 選択されている業務が表示されます。
発信者番号 プレディクティブ発信を行った場合の発信者番号(相手への通知番号)を設定します。
作業グループ(ACD)

プレディクティブ発信を行う作業グループ(ACD)を選択します。

また、作業グループ(ACD)によって発信者番号を設定することが可能です。

※業務照会画面で選択されていないACDは設定できません。

 

◆ポイント

発信者番号の優先順位一覧は「7.発信者番号の優先順位一覧」をご確認ください。

 

予測モードと予測発信設定

受付中ステータスのオペレーターをカウントし、都度発信数を決定します。

予測発信設定

予測モード 「空きオペレーターのみ」を選択してください。
予測発信設定

空きオペレーター数に対しての、同時発信数を決定します。

同時発信数上限

BlueBeanが同時に自動発信を行う数の上限数を決定します。

「0」の場合は無制限となります。また、オペレーターと通話中の顧客はカウントされません。

コールタイムアウト秒数 発信後、相手の応答がない場合の切断時間を設定します。
(予測)空きオペレーター数及び、発信倍率

空きオペレーター数に対しての、発信数を設定します。

「空きオペレーター数」×「発信倍率」が実際の発信数になります。

一般的に、繋がりやすい顧客リストは倍率を低めに、繋がりにくい顧客リストは倍率を高めに設定します。

注意1:コールタイムアウト秒数内に空きオペレーターがいなくなった場合、発信中の呼は切断されます。

注意2:発信数は契約チャネル数を超えないように設定をしてください。

(オペレーターに対しての発信数が多すぎる場合、「オペレーター不足」となり顧客を呼出後すぐに切電される可能性があります。)

 

無応答リトライ設定

相手が応答しなかった(オペレーターと繋がらなかった)場合、その後の自動再架電をどのくらいの時間間隔で何回行うかを設定します。

無応答リトライ設定

無応答リトライ設定 タイムアウト 予測発信設定の中のコールタイムアウト秒数内に、相手が応答しなかった場合の挙動を設定します。

間隔:

設定された時間間隔を空けて自動再架電が行われます。

※ 発信優先順位、発信リストやオペレーターの状態によっては、設定時間以上の間隔を空けて自動再架電が行われます。

回数制限:

各項目における自動発信回数の上限になります。

ビジー 相手に発信したが、話中だった場合の挙動を設定します。
発信不能 不通(電源OFF・圏外)、オペレーター不足、キャリアのチャネル不足、キャリアのエラーなどの場合の挙動を設定します。
合計最大架電回数

「タイムアウト」「ビジー」「発信不能」合計で何回発信するか設定します。

※合計最大架電回数(初回架電含む)に到達した場合は、自動発信が行われなくなります。

※画像の設定の場合、自動発信が行われ、タイムアウト 1 回、ビジー1 回、発信不能 1 回(合計架電回数 3 回)に達した場合は、自動発信が行われなくなります。

 

応答後リトライ設定 

※外部CRM連携を行っている場合は機能しません。

相手が応答した(オペレーターと繋がった)場合、その後の自動再架電をどのくらいの時間間隔で何回行うかを設定します。

※応答後リトライ設定は、オペレーター画面にて次アクションを「自動再架電」にした場合のみ適用されます。

例:留守番電話に繋がった場合も、「相手が応答した」と認識し、オペレーターに繋がります。その場合、オペレーター画面にて次アクションを「自動再架電」にすることで、自動発信のサイクルに戻す(応答後リトライ設定を適用させる)ことが可能です。

応答後リトライ設定

応答後リトライ設定 初回リトライ間隔 オペレーター画面で次アクションに「自動再架電」を選択して保存後、何分後に自動再架電を行うかを設定します。
タイムアウト 予測発信設定の中のコールタイムアウト秒数内に、相手が応答しなかった場合の挙動を設定します。

間隔:

設定された時間間隔を空けて自動再架電が行われます。

※ 発信優先順位、発信リストやオペレーターの状態によっては、設定時間以上の間隔を空けて自動再架電が行われることがあります。

回数制限:

各項目における自動発信回数の上限になります。

ビジー 相手に発信したが、話中だった場合の挙動を設定します。
発信不能 不通(電源OFF・圏外)、オペレーター不足、キャリアのチャネル不足、キャリアのエラーなどの場合の挙動を設定します。
合計最大リトライ回数

「タイムアウト」「ビジー」「発信不能」合計で何回発信するか設定します。

※合計最大架電回数(オペレーターが「自動再架電」のステータスに変更した後の発信回数)に到達した場合は、自動発信が行われなくなります。

※画像の設定の場合、自動発信が行われ、タイムアウト 1 回、ビジー1 回、発信不能 1 回(合計架電回数 3 回)に到達した場合は、自動発信が行われなくなります。

 

発信優先順位

自動発信を行う優先順位を設定します。設定が完了しましたら「保存」を押下してください。

発信優先順位

発信優先順位 「発信待ち」状態のデータを優先発信 発信待ちのステータスの顧客から発信します。
「自動再架電」状態のデータを優先発信 自動再架電のステータスの顧客から発信します。