「クラウドCTIのセキュリティ、どうする?」必要な対策と確認すべきポイントを解説

クラウドCTIのセキュリティをどうするかを説明するブログ記事のサムネイル画像です。

どんなソフトウェアやサービスでもセキュリティ対策がより重要な位置付けとなっています。

DXが加速する今、ビジネスにおける顧客接点の重要性が増す中、電話応対業務を効率化するクラウドCTIの導入が加速しています。 場所を選ばずに利用できる利便性の一方で、インターネットを介するクラウド化に伴い、セキュリティへの懸念も高まっています。

この記事では、クラウドCTIを安全に利用するために不可欠なセキュリティ対策と、信頼できるサービスを選定するための具体的なチェックポイントを解説します。

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清水 輝
クラウド型CTIコールセンターシステム「BlueBean」マーケティング担当しています。
コールセンターの今を探りながら、様々な表現でBlueBeanの魅力を伝える仕事をしています。

BlueBeanの持ち味である「圧倒的な小回りの良さ」を活かし、お客様の課題を一つでも多く解決したいと考えています。 業務効率化はもちろん、理想の働き方やDXを実現するための架け橋となれるよう努めてまいります。
健康オタクです。ヤサイが乗ったおいしくヘルシーな麺がスキを通り越していきがい。好きな場所は目黒と三田。

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クラウドCTIって何?

クラウドCTIとは、電話とコンピューターを統合するCTIシステムを、インターネット経由で利用できるようにしたサービスです。
「もっと深く知ってみたい!」という方は以下の記事を読んでみてください。

BlueBean|CTIって何…?種類や機能をわかりやすくまるっと解説!

従来のオンプレミス型とは異なり、自社でサーバーを構築・管理する必要がなく、短期間かつ低コストで導入できるのが特徴です。

その仕組みは、ベンダーが提供するサーバー上で機能し、在宅勤務など多様な働き方に対応できますが、顧客情報や医療情報といった機微なデータも扱います。

そのため、クラウド特有のセキュリティリスクを正しく理解し、対策を講じることが求められます。

なぜクラウドCTIのセキュリティ対策が重要なのか?

クラウドCTIシステムは「顧客の氏名」「連絡先」「購買履歴」といった重要な個人情報や、通話録音データを扱います。
そのため、万が一セキュリティインシデントが発生し、これらの情報が漏えいした場合、企業の社会的信用の失墜や損害賠償といった金銭的損失に直結しかねません。

特にインターネット経由でサービスを利用するクラウド型は、外部からの不正アクセスの標的になりやすく、オンプレミス型とは異なるセキュリティリスクが存在します。
顧客との信頼関係を維持し、事業を継続的に運営していく上で、堅牢なセキュリティ対策は極めて重要な経営課題と言えます。

クラウドCTIに欠かせない5つの基本セキュリティ対策

クラウドCTIを安全に運用するためには、多角的な視点からの対策が不可欠です。ひとつの対策に依存するのではなく、複数の防御策を組み合わせる「多層防御」の考え方が基本となります。

これから紹介する対策は、不正アクセスや情報漏えいといったセキュリティインシデントを未然に防ぎ、万が一の事態が発生した際にも被害を最小限に抑えるための基本的な要件です。自社の運用体制と照らし合わせながら、必要な対策が網羅されているかを確認してください。

対策する項目対策をする目的と内容
認証の強化二要素認証やIPアドレス制限により、なりすましや不正ログインを防ぎます。
通信・データの暗号化SSL/TLSによる通信保護と蓄積データの暗号化で、情報の漏えいや改ざんを防止します。
アクセス・ログの記録操作履歴を詳細に記録し、内部不正の抑止やインシデント発生時の原因究明に役立てます。
ウイルス・侵入検知ファイアウォールやWAF、IDS/IPSを導入し、外部からのサイバー攻撃を遮断します。
冗長化・バックアップシステムを二重化し定期的にデータを保存することで、障害時の事業継続性を確保します。

不正なアクセスを未然に防ぐ認証強化

不正アクセス対策の基本は、許可されたユーザーのみがシステムを利用できる環境を構築することです。
単純なIDとパスワードによる認証だけでは、パスワードの使い回しや漏えいによるリスクが残ります。

そのため、SMSや専用アプリを用いて本人確認を行う二要素認証(2FA)や多要素認証(MFA)を導入し、認証プロセスを強化することが有効です。
また、特定のグローバルIPアドレスからのみシステムへのアクセスを許可するIPアドレス制限機能も、部外者の侵入を防ぐ上で効果的な手段です。
これらの機能を組み合わせることで、なりすましによる不正ログインのリスクを大幅に低減させます。

情報漏えいリスクを低減させる通信・データの暗号化

クラウドCTIでやり取りされる情報は、通信経路上とサーバー保存時の両方で保護する必要があります。
まず、オペレーターのPCとクラウドサーバー間の通信は、SSL/TLS技術を用いて暗号化し、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぎます。

次に、サーバーに保存される顧客情報や通話録音データといった蓄積データも暗号化しておくことが重要です。

万が一、サーバーへの不正侵入や物理的な盗難によってデータが外部に流出したとしても、データ自体が暗号化されていれば、その内容を解読されるのを防ぎ、情報漏えい時の被害を最小限に食い止められます。

万が一の事態に備えるアクセス・操作ログの記録機能

システムの利用状況を記録するログ管理は、セキュリティインシデントの予防と事後対応の両面で重要な役割を果たします。

「いつ、誰が、どの情報にアクセスし、どのような操作を行ったか」を詳細に記録することで、不審なアクセスの検知や内部不正の抑止力として機能します。

また、万が一情報漏えいなどのインシデントが発生した際には、このログが原因究明や影響範囲の特定、そして再発防止策の策定に不可欠な情報源となります。

ログは定期的に監視・分析し、異常を早期に発見できる体制を整えることが、セキュリティレベルの維持・向上に寄与します。

外部からの脅威に対抗するウイルス・不正侵入対策

インターネットに接続している以上、常に外部からのサイバー攻撃の脅威に晒されています。

これに対抗するため、クラウドCTIサービスを提供するサーバーには、ファイアウォールやWAF(Web Application Firewall)、IDS/IPS(不正侵入検知・防御システム)といったセキュリティ機器の導入が不可欠です。

これらの仕組みは、不正な通信を検知・遮断し、システムの脆弱性を狙った攻撃からアプリケーションやサーバーを保護します。

加えて、サーバー自体にアンチウイルスソフトを導入し、定義ファイルを常に最新の状態に保つことで、マルウェア感染のリスクを低減させます。

システム障害時も安心なサーバーの冗長化とバックアップ体制

セキュリティ対策は、サイバー攻撃だけでなく、ハードウェアの故障や自然災害といった物理的な脅威にも備える必要があります。
事業継続性の観点から、サーバーやネットワーク機器を二重化する「冗長化」は極めて重要です。
これにより、一部の機器に障害が発生しても、待機系のシステムに切り替えることでサービスを継続できます。

また、データの消失リスクに備え、定期的にバックアップを取得し、異なる拠点に保管する体制も不可欠です。

こうした対策が講じられていることで、予期せぬシステム障害が発生した場合でも、ダウンタイムを最小限に抑え、迅速な復旧が可能となります。

失敗しない!安全なクラウドCTIサービスを選ぶためのチェックリスト

クラウドCTIを導入する際、システムの安全性はベンダーの対策に大きく依存します。自社の運用努力だけでリスクを完全に排除することは難しいため、サービス自体のセキュリティ水準を事前に見極めることが不可欠です。

コストや機能の利便性だけに目を向けるのではなく、大切な顧客情報を守り抜くための堅牢な基盤が備わっているかを慎重に比較検討してください。以下に、信頼できるサービス事業者を選定するために、契約前に確認すべき主要なチェックポイントをまとめました。

チェック項目確認のポイント
第三者認証の取得ISMS(ISO27001)やプライバシーマークを取得しているか。
クレジットカード情報保護国際基準であるPCI DSSに準拠、または準拠した環境か。
認証・アクセス制御二要素認証やSSO、IPアドレス制限に対応しているか。
通信とデータの暗号化SSL/TLSによる暗号化や、保存データの暗号化があるか。
サポート・監視体制24時間365日の監視や、不具合時の対応フローがあるか。

ISMSやプライバシーマークなど第三者認証の取得状況

ベンダーのセキュリティ体制を客観的に評価する指標として、第三者認証の取得状況は重要な判断材料です。

例えば、「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証」は、情報セキュリティに関する組織的な管理体制が国際規格に適合していることを示します。

また、「プライバシーマーク(Pマーク)」は、個人情報の取り扱いが適切に行われている事業者であることを証明するものです。

これらの認証を取得しているベンダーは、情報資産の管理・運用に関する規程を整備し、継続的に見直しを行っているため、セキュリティに対する意識が高いと判断できます。

なお、わたしたちのクラウド型CTIコールセンターシステム「BlueBean」も、ISMS(ISO27001)認証を取得しております!

BlueBean|ビジネスを成長させるクラウド型CTIコールセンターシステムBlueBeanとは

クレジットカード情報を安全に扱うためのPCI DSS準拠

コールセンターで顧客のクレジットカード情報を扱う場合、カード業界の国際的なセキュリティ基準であるPCIDSSへの準拠は極めて重要です。

この基準は、カード会員データの安全な取り扱いを目的としており、ネットワークの保護、データ保護、脆弱性管理プログラムの維持など、厳格な要件が定められています。

PCI DSSに準拠したクラウドCTIサービスを利用することで、自社で大規模なセキュリティ投資を行うことなく、安全基準を満たした環境を構築できます。

特にECサイトの受注センターなど、カード決済を伴う業務を行う場合は必須のチェック項目となります。

ID管理を効率化するシングルサインオン(SSO)への対応可否

シングルサインオン(SSO)とは、一度の認証で複数のクラウドサービスへログインできる仕組みのことです。

SSOに対応しているクラウドCTIサービスを選ぶことで、ユーザーは複数のIDとパスワードを管理する手間から解放され、利便性が向上します。

管理者側にとっては、情報システム部門が一元的にID管理を行えるようになり、入退社に伴うアカウントの発行・削除が確実に行えるため、不正アクセスリスクの低減につながります。

社内で複数のSaaSを利用している場合、SSOへの対応可否は、セキュリティガバナンスを強化し、運用負荷を軽減する上で重要な選定ポイントです。

ベンダーが公開しているセキュリティポリシーとサポート体制

サービスを選定する際には、ベンダーが公開しているセキュリティホワイトペーパーやプライバシーポリシーを必ず確認しましょう。

データの管理方法、国内外のデータセンターの利用状況、インシデント発生時の対応フローといった項目が明記されているかを見ることで、ベンダーのセキュリティに対する姿勢を把握できます。

また、万が一の障害発生時やセキュリティに関する疑問が生じた際に、迅速かつ的確に対応してくれるサポート体制の有無も重要です。

24時間365日の監視体制や、専門知識を持つスタッフによるサポートが提供されているかどうかも、安心して利用できるサービスかを見極めるポイントです。

まとめ

クラウドCTIのセキュリティを確保するためには、サービスが提供するセキュリティ機能と、自社で実施する運用ルールの両方が不可欠です。 サービス選定時には、第三者認証の有無や暗号化、ログ管理といった機能をチェックリストに基づいて確認し、信頼できるベンダーを見極める必要があります。

導入後も、ID管理の徹底や定期的な利用状況の監査を行い、継続的にセキュリティレベルを維持・向上させていく運用が求められます。
これらの対策を総合的に講じることで、クラウドCTIの利便性を享受しつつ、顧客情報を安全に保護する環境が実現します。

安全・安心してCTIシステムを活用して、貴社がさらに発展していけますと幸いです!

ISMS(ISO27001)認証取得済のクラウド型CTIコールセンターシステム「BlueBean」

「BlueBean」は、ISMS(ISO27001)認証を取得したクラウド型CTIコールセンターシステムです。

通信のSSL暗号化はもちろん、アクセス元を制限できるIPアドレス制限機能、オペレーターの操作履歴を記録する詳細なログ機能など、本記事で解説した基本的なセキュリティ対策を標準で備えています。

また、データは国内の堅牢なデータセンターで管理され、定期的なバックアップも実施しているため、万が一の際にも安心です。

さらに、ISMS(ISO27001)認証を取得しており、個人情報の取り扱いに関しても厳格な管理体制を構築しています。

これらの機能により、企業の重要な顧客情報を保護しながら、安全なコールセンター運営を実現します。

BlueBean|必要な時に、必要なだけ。クラウド型CTIコールセンターシステム

最後までお読みいただきありがとうございました!
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